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NTBETADIST

ベータ分布の確率の値を返します。

書式

NTBETADIST(
x,
Alpha,
Beta,
Cumulative
)

引数

  • x 関数に代入する値を指定します(0x10\leq x\leq 1)。
  • Alpha 分布のパラメータ α(>0)\alpha(>0) を指定します。
  • Beta 分布のパラメータ β(>0)\beta(>0) を指定します。
  • Cumulative 計算に使用する指数関数の形式を論理値で指定します。Cumulative に TRUE を指定すると累積分布関数の値が計算され、FALSE を指定すると確率密度関数の値が計算されます。

解説

  • 確率密度関数は次式で与えられます :

    f(x)=xα1(1x)β1B(α,β)f(x)=\frac{x^{\alpha-1}(1-x)^{\beta-1}}{B(\alpha,\beta)}

    ここで B(,)B(\cdot,\cdot) はベータ関数です。

  • 累積分布関数は次式で与えられます :

    F(x)=Ix(α,β)F(x)=I_{x}(\alpha,\beta)

    ここで Ix(,)I_{x}(\cdot,\cdot) は 正規化された不完全ベータ関数です。

  • 引数 Cumulative が TRUE の場合、この関数は Excel 関数 "BETADIST" と同等です。

使用例

  • 使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
  1. 新しいブックまたはワークシートを作成します。

  2. ヘルプ トピックにある使用例を選択します(行番号および列番号を除く)。

    Selecting an example from Help

    ヘルプから使用例を選択する

  3. Ctrl キーを押しながら C キーを押します。

  4. ワークシートのセル A1 を選択し、Ctrl キーを押しながら V キーを押します。

  5. 計算結果と結果を返す数式の表示を切り替えるには、Ctrl キーを押しながら ` (アクサン グラーブ) キーを押すか、または [ツール] メニューの [ワークシート分析] をポイントし、[ワークシート分析モード] をクリックします。

AB
1データ説明
20.5対象となる値
38パラメータ Alpha の値
42パラメータ Beta の値
5数式説明(計算結果)
6=NTBETADIST(A2,A3,A4,TRUE)上のデータに対する累積分布関数の値
7=NTBETADIST(A2,A3,A4,FALSE)上のデータに対する確率密度関数の値

参照