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NTFDIST

F 分布布の確率の値を返します。

書式

NTFDIST(
x,
N1,
N2,
Cumulative
)

引数

  • x 関数に代入する値を指定します(x0x\geq 0)。
  • N1 分布のパラメータ N1N_1 を指定します(正の整数)。
  • N2 分布のパラメータ N2N_2 を指定します(正の整数)。
  • Cumulative 計算に使用する指数関数の形式を論理値で指定します。Cumulative に TRUE を指定すると累積分布関数の値が計算され、FALSE を指定すると確率密度関数の値が計算されます。

解説

  • 確率密度関数

    f(x)=Γ(N1+N22)(N1N2)N12xN121Γ(N12)Γ(N22)(1+N1N2x)N1+N22f(x)=\frac{\Gamma\left(\frac{N_1+N_2}{2}\right)\left(\frac{N_1}{N_2}\right)^\frac{N_1}{2}x^{\frac{N_1}{2}-1}}{\Gamma\left(\frac{N_1}{2}\right)\Gamma\left(\frac{N_2}{2}\right)\left(1+\frac{N_1}{N_2}x\right)^{\frac{N_1+N_2}{2}}}

    ここで Γ()\Gamma(\cdot) は ガンマ関数です。

  • 累積分布関数

    F(x)=Iγ(N12,N22)F(x)=I_\gamma\left(\frac{N_1}{2},\frac{N_2}{2}\right)

    ここで γ=N1xN2+N1x\gamma=\frac{N_1x}{N_2+N_1x} で Ix(,)I_{x}(\cdot,\cdot) は 正規化された不完全ベータ関数です。

使用例

  • 使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
  1. 新しいブックまたはワークシートを作成します。

  2. ヘルプ トピックにある使用例を選択します(行番号および列番号を除く)。

    Selecting an example from Help

    ヘルプから使用例を選択する

  3. Ctrl キーを押しながら C キーを押します。

  4. ワークシートのセル A1 を選択し、Ctrl キーを押しながら V キーを押します。

  5. 計算結果と結果を返す数式の表示を切り替えるには、Ctrl キーを押しながら ` (アクサン グラーブ) キーを押すか、または [ツール] メニューの [ワークシート分析] をポイントし、[ワークシート分析モード] をクリックします。

AB
1データ説明
25対象となる値
34分布のパラメータ N1 の値
430分布のパラメータ N2 の値
5数式説明(計算結果)
6=NTFDIST(A2,A3,A4,TRUE)上のデータに対する累積分布関数の値
7=NTFDIST(A2,A3,A4,FALSE)上のデータに対する確率密度関数の値

参照