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ガンベル(タイプ2)分布(Gumbel type II distribution)

分布の形状

基本情報

  • 2つのパラメータ a,ba, b が必要です.

    a>0,b>0a>0, b>0
  • 半無限区間 x>0x > 0 で定義された連続分布です。

  • 平均対して常に非対称です。

確率

AB
1データ説明
20.5対象となる値
38分布のパラメータ A の値
42分布のパラメータ B の値
5数式説明(計算結果)
6=EXP(-A4*A2^(-A3))上のデータに対する累積分布関数の値
7=A3*A4*A2^(-A3-1)*EXP(-A4*A2^(-A3))上のデータに対する確率密度関数の値

分位点

  • 累積分布関数の逆関数

    F1(P)=(lnPb)1/aF^{-1}(P)=\left(-\frac{\ln P}{b}\right)^{-1/a}
  • Excel での分位点の求め方

AB
1データ説明
20.7この分布の確率
31.7分布のパラメータ A の値
40.9分布のパラメータ B の値
5数式説明(計算結果)
6=POWER(-LN(A2)/A4,-1/A3)上のデータに対する累積分布関数の逆関数の値

乱数

  • 乱数 x は一様乱数 U に対して次式で生成されます(逆関数法) :

    x=(lnUb)1/ax=\left(-\frac{\ln U}{b}\right)^{-1/a}
  • Excel での乱数生成法

AB
1データ説明
20.5分布のパラメータ A の値
32分布のパラメータ B の値
4数式説明(計算結果)
5=POWER(-A2*LN(-NTRAND(100)/A3),1/A2)100個のガンベル(タイプ2)乱数を Mersenne Twister アルゴリズムで生成します。

メモ: この使用例の数式は、配列数式として入力する必要があります。使用例を新規ワークシートにコピーした後、A5:A104 のセル範囲 (配列数式が入力されているセルが左上になる) を選択します。F2 キーを押し、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。この数式が配列数式として入力されていない場合、単一の値 2 のみが計算結果として返されます。

参照